春のお大師参り

瀬戸内海の春の風物詩「島四国」が塩飽諸島でも実施されています。四国霊場88カ所に見立てた石仏に参りながら島内を巡る「島四国(おしこくさん)」です。コロナ禍で4年間中止されていただけに、島は参拝者でにぎわっています。4月21日日曜日小雨交じりの中、取材のため朝1番6:05のフェリーに乗船したイアンさんと私は手島に向かいました。
参拝者は島民からお接待を受けて島の風情を味わいながら変化に富んだ巡拝を楽しみます。弘法大師信仰が脈々と今も島民によって継承されているのです。
残念ながら、島民20名の手島では参拝者がいないので、島民が7つの霊場で参拝する島民にお菓子屋ジュースを渡しています。お大師さんの祠には島民が育てたお花や果物や食べ物や灯明が供えられています。我々は手島自治会長さん等と一緒に石仏を回り、イアンさんはお菓子やお茶やジュースを一杯頂き、子供時代のハローインを思い出したようです。 
「おしこくさん」が終わると、瀬戸に初夏がやってきます。

皆さんも忙しい日々のことを忘れて自然の中でゆったりした時間を楽しむために、島にいらしてください。


島のスナックエンドウを収穫させてもらっているイアンさん

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