春のお大師参り

瀬戸内海の春の風物詩「お大師参り」が塩飽諸島の本島や広島で実施されています。4月21日日曜日小雨交じりの中、お接待文化撮影のため朝1番6:05のフェリーに乗船したイアンさんと私は手島に向かいました。
お大師参りは、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際水軍として参戦し、戦没した塩飽の方々を弔うために行ったのが起源とされ、現在は先祖の供養として参拝者に接待をしています。江戸時代より前からお大師参りが今も島民によって脈々と継承されているのです。
島民20名の手島では参拝者がいないので、島民が7つの霊場で参拝する島民にお菓子屋ジュースを渡しています。お大師さんの祠には島民が育てたお花や果物や食べ物や灯明が供えられ、島民の弘法大師に対する信仰の深さを感じます。我々は吉田自治会長さん等と一緒にお大師さんの祠を回り、イアンさんはお菓子やお茶やジュースを一杯頂き、子供時代のハローインを思い出したようです。 
お大師参りが終わると、瀬戸に初夏がやってきます。

皆さんも忙しい日々のことを忘れて自然の中でゆったりした時間を楽しむために、島にいらしてください。


島のスナックエンドウを収穫させてもらっているイアンさん

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