丸亀港から高速艇で1時間の手島(島民20人2018年)にお盆がやってきました。コロナのため6年間中止されていた盆踊りは近隣の有志達によって再開。お城まつり丸亀お城まつり (oshiro-fes.com)出店の収益金等で盆踊りが開催されています。
お盆に合わせて先祖供養のために元島民の方々は子供や孫達を連れてお墓参りにやってきます。 5,6年前までは一面のヒマワリ畑が彼等を暖かくお迎えしていましたが、今はもう写真でしかその光景を見ることが出来ません。
終戦後、引き揚げ者を含めて島民は600人程居たそうです。太鼓の音色に合わせて盆踊りの輪が広がっていき、カラオケ大会、金魚すくい、焼き鳥、カレーライスと・・・・かっての賑やかさを彷彿とさせる光景にお年寄りたちはしばし昔を懐かしんでいたことでしょう。有志の皆さん有難うございました。(平成28年以降手島での活動を続けている京大農学部の有志池田まふみ氏・岩男望氏撮影)
下段は半世紀以上前の手島の金之亟踊りです。当時は手島教育センターが広場として使われていました。戦後の混乱から立ち直ろうとしている島民たちの熱い息吹がこちらにも伝わってきます。ほとんどの方が天国に旅立って行かれましたが、彼等の島に対する深い思いがいつまで続くことを祈っています。(元手島自治会長藤原當正氏所蔵)
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