手島は夢の農業試験所!

島民15名の手島に移住して2年目の高橋周平さんは耕作放棄地を[農薬なし+農機具なし]鍬一本で黙々と畑にしています。香川本鷹の収穫を終え、休む暇もなく休耕地の雑草の根を一本一本掘り起こし、雑木林を切り開き、矢竹を伐採しています。香川本鷹だけでなく、レモン、柚子、挿木したイチジク、そら豆、トウモロコシ、馬鈴薯等が出番を待っています。手島の気候風土に合わて土壌改良し、作物の生育状況をデータ化しています。トライアンドエラーを繰り返しながら日本一の香川本鷹作りに励んでいる高橋君。彼は休耕地を農業試験所として、非効率で雑然とした島暮らしを楽しんでいるのかもしれない。1日の疲れは自分が山で集めて来た薪でたく五右衛門風呂。消えゆく島でSDGsも地域活性化も無縁の高橋君はポストコロナの先頭を走っているのかもしれない。


無農薬の為、鍬で耕作地の雑草処理


今年収穫した香川本鷹の種で作る苗床


自作の馬鈴薯の種芋


挿木で育てた無花果


そら豆畑


以前、島民が植えた水仙が咲き誇っている

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