東日本大震災直後のフランスにて(3月15日~21日)

 この度、フランスで開催されたパリ国際観光博(3月17日~3月20)参加とパリでの遍路講演の打ち合わせのために被災直後の3月15日から1週間フランスに滞在することになりました。震災から2週間が経ちましたが、今回の日本の災害に対する彼等のとらえ方をお伝えしたいと思います。
12日
フランスにいる友人から震災のことが心配で、メールが7件
13日
震災の復興のため四国輸局から本年度のVJ地方連携事業の一時中止の連絡
「日本政府観光局JNTO」からパリ国際観光博の日本ブース出展中止の連絡
14日
フランスの友人から東京在住の友人が東京は危ないので南下したいが、1か月ほど家を貸してくれる人はいないかという問い合わせが2件。
15日
フィンランド航空で関空から渡仏
ヘルシンキ到着16:00
機内の雑誌、新聞(フィンランド新聞)には震災の記事が一面で大きく報じられ、2面3面では詳しく分析
ホームステイ先到着 20:00 ザバヴァ邸
テレビのニュースは1日中日本の津波関連の報告、すでに津波から原発の問題に焦点が変る。
この時点で、長崎→広島→福島という観点でこの災害を捉える。ザバヴァ氏も今月下旬に日本行きのツアーを企画しているので、実施するかどうか判断を迫られており、新聞ニュースの報道に釘づけになっている。

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