2017年

 

*期間 3月12日~14日
*場所 瀬戸内海塩飽諸島 手島丸亀市沖約10キロ 人口40名(平成22度)
*参加者 1. 山崎 彬(やまざき あきら) 農学部資源生物科学科4回生栃木出身唐辛子専門
2. 眞木 理名(まき りな)  農学部食料・環境経済学科2回生岡山出身
3. 池田茉史(いけだ まふみ)  農学部資源生物科学科2回生 奈良出身
4. 岩澤素子(いわさわもとこ) 農学部 食料環境経済学科 2011年卒香川出身
5. 荒川 貴行(あらかわ たかのり) 農学部資源生物科学科4回生 大阪出身
6. 尾崎純(おざきじゅん)  人間環境学研究科修士課程1回生千葉出身
7. 馬場智也(ばばともや)    人間環境学研究科 修士課程 1回生香川出身
8. 松井 七海(まつい ななみ) 京都造形芸術大学1回生 19歳
9. 岩崎真依(いわさきまい) 愛媛大学卒業見込香川県出身
10.大西紘司(おおにしこうじ) 114B勤務/香大大学院地域マネジメント香川出身
11.三好祥晃(みよしよしあき)  正覚院副住職(本島出身)
*日程 3月12日 日曜日  丸亀港発11:10⇒手島港着12:05
香川本鷹体験 [手島自然教育センター宿泊]
3月13日 月曜日
調査取材 / 島遍路 [手島自然教育センター宿泊]
3月14日 火曜日 ]
手島港発7:30⇒丸亀港着9:14フェリー・・朝食うどん(こだわり麺屋協賛企業)
丸亀市役所[生活環境部訪問]10:30・・丸亀城散策・・ランチ一鶴骨付きどり12:00高松屋島訪問14:00・・香川県庁[地域活力推進課訪問]16:30・・
夕食高松居酒屋18:00・・高松駅発19:10・・京都駅着24:00
*島民対応 かがわ本鷹農家 高田正明氏 /手島自治会長 藤原富正氏/  吉田氏
*コーディネ―タ―:尾崎美恵  四国夢中人 代表

*撮影取材(ドローン使用):共同ビデオ制作株式会社 塩田康弘氏 (協讃企業)

*同行取材:(12日)NHK高松 川崎理加氏 (アナウンサー)












               参加者のコメント

①手島では,生活した場所を人が使わなくなって廃れていく寂しさを感じました.
魅力を広げ,人がこの島に眼を向けなくなることを防ぎたいと思いました.
②島のためにやりたいことが2つあります.
1つ目は遍路コースの整備です.今は地図が見にくく,コースが分かりにくい上に,落ち葉や木が塞いでいて,島の外の人が回ろうとしても厳しいです.島の方と協力して遍路を回りやすくしたいです.
2つ目は香川本鷹の売り込みです.手島に残る貴重な香川本鷹ですが,味の特徴や上手な利用法が何であるかを発想,判断するのは難しいです.知名度の低い香川本鷹を丸亀市の飲食店に売りこんで,感想を聞いたり,香川本鷹を使った料理を増やしたりしたいです.
[山崎彰君]
①島独特の雰囲気やゆっくりとした時間の流れ、快く受け入れてくださる島の方々との交流に心が洗われるようでした。このまま人が誰もいなくなるのは勿体無い所です。不便さはありますが、その分自分たちで考えて作り出しがいのある場だと思います。
②島にある古民家や竹は私にとって魅力あるものです。古民家を再度利用できるように改修し、竹で机や椅子などの家具をつくりたいと考えています。今後、島を訪問する方にとって古民家での宿泊は魅力的なものだと思います。それだけでなく、古民家改修や竹の伐採などもやってみたいと考える若い人たちはたくさんいると思います。今後、古民家がそのような人たちの宿泊の拠点になればと考えています。            [池田茉史さん]
①初めて過疎というもの実感しました。一見、人が住んでいそうな家でも空き屋だったりする中道が綺麗で、誰かが掃除しているのだと気づきました。山の中にあったお遍路もちゃんと歩けて、お地蔵さんにはミカンが供えられてあった。日常では感じとれないような人の温もりを感じました。
②過疎というのは負のイメージだけれどもそれも一つのブランド。小学校に宿泊ができるということ、自然の景色、色んな人が来て手島の魅力を見つけていければいいと思う。そのためにポスターやビラを作り大学に掲示してもらう。瀬戸内芸術祭がプロの芸術祭なら、手島は大学生や素人が作品を展示、発表する場にする。瀬戸内学生芸術祭?何か面白いネーミングをつける。                           [松井七海さん]

①私は、今回が二回目の手島訪問だった。前回は島の活性化に積極的な住民たちとの触れ合いが中心だったのに比べ、今回は月に一度の健康相談会に潜入し、普段表に出てこない住民たちと触れ合い、話を聞けたことが一番思い出に残った。また今回、人口25人の島に20世帯が暮らすことを知った。お年寄りの単身世帯が増えている現状に胸が痛んだ。
②島の自然・住民・古民家等を撮った写真や、住民が語る島の歴史・現状・島への思い、私たちの島での体験等を記録した文章を保存・データベース化し、ネット等で一般公開すること。それらを通して島を知った人たちが、各々に関わり方を見出すことで、無限の交流形態の創出と持続的な往来が期待できると考える。              [尾崎純さん]

①今回、香川県の手島に初めて訪問させていただき、2泊3日過ごしました。手島には、ビルは無く、スーパーもコンビニも無く、信号もない。自動販売機が1台設置しているだけで、食材は船で丸亀市に行かないと購入できない。自身が暮らしている生活と大きくかけ離れた環境で、ある意味非現実のような日々を過ごしました。島民のみなさんは非常に温かく迎えてくださり、非常にゆっくりとした島での時間を過ごすうちに、普段の目まぐるしい生活の中で疲れた精神が癒され、自身の活力が戻っていくような印象を受けました。手島は小さな島ではありますが、海と山に囲まれ自然豊かな場所であり、本当にもう一度訪れたいと思うほど、魅力的な島でした。
②今回の手島訪問で、僕が最も魅力だと感じたことは、心の癒しです。日々の目まぐるしい生活から隔絶された離島という環境で、何もすることもない。そのような環境だからこそ、改めて周囲に目を配り、周囲に耳を澄ますことで、自己を見つめあうことができるのではないかと感じました。「都会の喧騒から離れた環境で疲れた精神を癒す、回復できる。」ということが、手島の魅力の1つだと思います。               [荒川貴行君]

①今回の訪問で一番印象的だったのは、やはりあの『小ささ』でしょうか。手島に着き、あーなんか寂しい島だなぁというのが手島への第一印象。というのも、フェリーの着いた先に人は少なく、建物も少なく、色味も一切なかったからです。「ここには何があるんだろう?」そんなドキドキを感じられず、寂しいなと当初感じていました。実際その印象は当たらずも遠からずというところでしたが、すぐにそれを吹っ飛ばしてくれるものがあったのです。着いてすぐに案内してもらって分かったのですが、フェリーの着いた岸から対岸まで歩いてすぐだったのです。しかも、その私たちがいるところが島の生活圏の全てというじゃないですか。小さな島だからこそ、普段自分の住む街の全貌が見えない私たちにはわからない世界がそこにあるような気がして、その一部を垣間見ることができるような気がして、ワクワクが止まりませんでした。
②ほんの少しフェリー付き場に色があればいいなと思いました。フェリーから島が見えたとき、思わず写真を撮りたくなるように、カラフルな旗が少しあるだとかほんのちょっとでいいので、島の雰囲気は壊さずかつ色のある何かがあればいいのにと思いました。
[眞木理名さん]


①香川県民の私ですが、今回初めて手島に上陸しました。そこでの第一印象は、観光客向けに整備がほとんどなされていないということ。これは悪くもありますが、様々なプロジェクトを行える可能性に満ち溢れていることも示しています。視察中に感動したことは、観光客のためだけにひまわりを植える活動をしている島民の方々に出会ったことです。観光客を呼び込みたいという思いと、無償の行為に心打たれました。
②習得したフランス語を生かしてフランス人アーティストを島に呼び込むことを私の使命としています。また、農作業を主体としたホームステイに関心のある留学生と島の農家を結ぶサポート役もできたらいいと考えています。              [馬場智也君]


①今回の手島訪問、大変楽しい時間を過ごさせていただきました。私自身、塩飽諸島の本島に住んでいながら2回目の訪問でした。この度の遠征メンバーには、なんといっても京大農耕ネットの皆さんの存在が欠かせなかったと思います。一人一人が興味を持って島で見聞きしたことを自分なりの意見にまとめあげていたことには感心しました。ライフラインも整っていない島で自炊する姿、大変頼もしかったです。

②深刻な過疎化に悩む手島ですが、このまま廃れていくのは残念です。本鷹、島遍路に西ノ浦の海岸、魅力あるものに溢れています。島に住んでいる私でさえ心奪われた遍路道にある海岸の美しさは今でも忘れられません。今後の展望としては、現在では無くなってしまった塩飽諸島での交流がひとつ鍵になるのではと思いました。個人的には引き続き本鷹の作り方など高田さんからご教示いただきたいと考えています。   [正覚院副住職三好祥晃氏]


香川大学大学院で島嶼部の活性化について勉強をしているところ、タイミング良く今回のプロジェクトを知るところとなり、参加させていただきました。手島の置かれている状況はとても厳しいものであるようにも感じましたが、そこで暮らす皆様は我々を手厚くもてなしてくれて、帰りには大変温かい「想い」をみやげとして持って帰ることができました。大変お世話になり、ありがとうございました。これからも農交ネットの皆さんは手島を中心に塩飽諸島に来られるということですが、また仕事の都合を付けて、私もぜひ同行させていただきたいと思います。そして、私自身も地元企業で働く者として、また香川大学大学院で地域活性化を学ぶ者として、手島塩飽諸島の活性化に尽力していきたいと思います。[大西紘司氏]


①手島の海岸から眺めることができた、一面の海に大小さまざまな島が浮かぶ景色は普段から瀬戸内海を見慣れていると思っていた私にとっても、とても心に残る景色でした。そんな海岸から一歩島の中に踏み出すと、豊かな自然や畑、古民家が立ち並び、穏やかな時間が流れていました。人の手があまり加えられていない手島だからこそ、瀬戸内海の島本来の良さを感じることができるのではないかと思います。
②手島には香川本鷹や風情ある古民家をはじめとした数多くの魅力がありました。そんな手島の魅力を活かし、そして情報を発信し、島に訪れた人も島民の方々も笑顔になれるような島づくりが行えたら素敵だなと思いました。            [岩崎真依さん]


今回は地元の人間という立場で参加させていただきましたが、地元民でもまだまだ知らないことがたくさんあるのだなと感じました。香川本鷹に関することはもちろん、塩飽水軍の歴史や遍路道の文化など、県外から来た大学生の視点が香川県民である私にも多くの発見を与えてくれました。そうした外の人からみた島の魅力を、まずは島の方に、それから丸亀市・香川県の方へと、発信していく機会をつくっていければと考えています。また、個人的には、かつて芝居小屋があったというお話に興味を持ったので、芝居小屋を復活させることができたらおもしろいのではと思いました。文化系の部活やサークルが、手島で合宿をしたのちに芝居小屋で公演するなどを毎年行うことができれば、定期的な流動人口を増やすことができるのではないでしょうか。                                                   [岩澤素子氏]

地元訪問企業

JR四国㈱ 半井真司社長 http://www.jr-shikoku.co.jp/

本州四国高速道路㈱常務執行役員 鳴田謙二氏(神戸)
http://www.jb-honshi.co.jp/corp_index/company/

本州四国高速道路㈱坂出管理センター 福永所長
http://www.jb-honshi.co.jp/corp_index/company/soshiki/soshiki_sakaide.html

今治造船丸亀事業本部 則包広報部長 http://www.imazo.co.jp/

㈱マキタ 槙田裕社長 http://www.makita-corp.com/company/

JA香川県 遠城昌宏理事長 http://www.kw-ja.or.jp/

清水木材 清水社長 http://smzw.net/

丸亀観光協会 森茂会長 http://www.love-marugame.jp/

114経済研究所 矢野健二理事長 西川良隆所長 http://www.114eri.or.jp/

「農業交流ネットワーク」(通称・農交ネット)は、1993年から続く、京都大学のサークルです。普段の勉強では触れることができない実際の農業を体験し、課題を見つけ、解決、実行に取り組んでいます。京都府はじめ、北海道、沖縄など全国へ寝袋持参で農家を訪問、共に農作業に汗を流しながら交流しています。ネッター(サークル会員の通称です)は約1回生から大学院生まで幅広く、京大生だけでなく、京都近辺の様々な大学の人も所属しています。


農交ネットの全国の農家さん体験


京大3人娘手島.さぬき広島にて 2016年11月24日


農交ネットの忘年会に参加 2016年12月20日





農交ネット創設者 京都大学大学院農学研究科
大石和男助教研究室で 2017年1月10日



大石和男助教のFACE BOOKより1月11日

香川や四国の魅力をヨーロッパに伝える活動をする中で、EUの大統領(欧州理事会議長)にも会ってきたという「お母さん」こと尾崎美恵さんが、訪ねてきてくださいました。

すでに農交ネットの三人娘( Jun Ozaki・ 岩男 望・ 池田茉史)が尾崎さんと繋がってまして、彼女のセッティングで本鷹トウガラシを収穫しに行ってます。

彼女の次なる目標は、瀬戸内海に浮かぶ塩飽(しわく)諸島を元気にする活動。実は農交ネットも、かつて8年ほど、火事に遭った塩飽・本島で植林活動をしていたこともあり、塩飽は懐かしい場所です。

今後、塩飽を舞台にして、農業振興・地域振興・国際交流などをミックスした活動を展開することになるかもしれません。ネタはいっぱいあります。やってみたいという人、ぜひご一報を!
日時: 2017年2月21日13:00
場所: 大石和男助教研究室
参加者: 農交ネット創設者 京都大学大学院 農学研究科 大石和男助教
四国夢中人代表 尾崎美恵
農交ネットサークルのメンバー等
①塩飽諸島の島で何が出来るか?
*香川本鷹栽培  *香川本鷹後継者 *古民家再生 *研究テーマ
*流動人口を増やす *情報発信

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